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アビームコンサルティングに転職するための基礎知識  

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 今回は日系でありながら、本格的なグローバルコンサルティングファームの一角であるアビームコンサルティングを紹介します。2003年にデロイト・トゥシュ・トーマツから独立したアビームコンサルティングの、概要や成り立ち、特徴や転職する上でのポイントをまとめました。また、主なプロジェクトや有名なアビームコンサルティング出身者についても紹介します。

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会社概要

まずはアビームコンサルティングの概要について紹介します。アビームコンサルティングはもともとデロイト系に属するグローバルコンサルファームでしたが、2003年に独立とともに社名が現在のアビームコンサルティングになりました。現在は海外資本のコンサルファームや監査法人等のグループには属していないため(下記の通り独自のパートナーは存在)、「日系のグローバルコンサルファーム」と一般的に位置付けられています。また、2015年よりNECの完全子会社となりました。

 

当時からのネットワークを駆使し、世界20以上の拠点を有し、概ね5,000人弱の社員をかかえる大きなコンサルファームです。戦略・経営・業務・ITと幅広い企業の課題に対応し、企業価値向上に貢献することが可能な総合系コンサルファームです。また、自身の拠点の他に、30カ国近くの国に提携パートナーを持ち各地域に合ったソリューションを提供しています。

 

日本のグローバルコンサルファームということで当然ではありながら、日本企業のコンサルティングには強みを持っており、多くの大企業のプロジェクトを有しております。特に日系企業の海外展開や海外での販路拡大戦略等については、アビームコンサルティングの得意分野とするところです。また一般的なコンサルファームのようにソリューションの形式やフレームワークを無理に当てはめようとするのではなく、それらを活用しつつも、コミュニケーションの中で日本・アジアの風土に合った解決策やサービスの提供を重視しています 

 

社名の「アビーム」については公式には「アジアの光線(Beam)」と記載されていますが、ヨット用語であるため経営者の趣味ではないかとも言われます笑。アビームコンサルティングにはヨットのセーリングチームも存在します。

沿革

続いては、アビームコンサルティングの沿革について紹介します。

アビームコンサルティングの前身は1981年の「等松・トウシュロスコンサルティング」にあります。まだトーマツではなく、「等松」と表記されていました。その後、1997年にグローバルコンサルティングファームであったデロイトコンサルティングのグループに入ります。その時に社名は「デロイトトーマツコンサルティング」に変わります。このように、実はアビームコンサルティングの前身はデロイトトーマツの一角を担ったコンサルティングファームだったのです。

 

その後、2003年にデロイトのグループから独立し、現在の「アビームコンサルティング」に改称します。ここからは日系の独立コンサルティングファームとして歩み始めることになります。その後は2004年にIT・システム関連の対応を強化すべく、NECと資本提携を行います。そこから2006年〜2010年頃にかけては海外拠点の開設や海外コンサルファームとの提携や買収を通じて、グローバルでの競争力を高めていきました。

 

2011年には一度破綻したのちは欧州を拠点にビジネスを行なっていたべリングポイントと業務提携を行なっています。また、2013年にはブラジルにも拠点を開き、南米進出をも果たしました。その後2015年にはNECの完全子会社となります。

 

このようにアビームコンサルティングはデロイトグループから独立後は「日系のグローバルコンサルティングファーム」として世界各地にビジネスを展開しています。NEC参加でシステム関連のプロジェクトを強みとしつつも、これまでの歴史の中で提携・買収により培われたノウハウを生かして、幅広い課題に対応可能な「総合系コンサルティングファーム」となっています。

 

組織


続いては、アビームコンサルティングの組織構造について紹介します。アビームコンサルティングはあくまで日本にメインオフィスがあり、傘下に海外拠点がぶら下がっている形となっております。従って組織構造はまず大きく「インダストリービジネスユニット」、「サービスラインビジネスユニット」「海外拠点」に分けられます。

 

インダストリービジネスユニット

いわゆる「産業別ユニット」です。コンサルプロジェクトは産業ごとに一定の傾向や特徴を持つ場合が多いので、それぞれの産業を専門に扱うチームに別れた組織構成となっております。インダストリービジネスユニットは、以下のような組織で構成されています。

  • FSI(金融・社会インフラビジネスユニット):金融全般・エネルギー・ノンバンク・情報通信・メディア・商社・公益・不動産・運輸
  • CB(コンシューマービジネスビジネスユニット):流通・サービス・食品・飲料・消費財
  • MFG(製造ビジネスユニット):上記CBに含まれるセクターを除く製造業全般
  • PUBLIC(公共ビジネスユニット):公共セクター

 

サービスラインビジネスユニット

総合系のコンサルファームには多い構造ですが、産業別のユニットの他に、ソリューション別に専門性をもったチームがそれぞれ配備されています。

  • 戦略ビジネスユニット:いわゆる戦略関連のプロジェクトを担う
  • デジタルトランスフォーメーションビジネスユニット:Digital MarketingとIoT
  • プロセス&テクノロジービジネスユニット:この他のソリューション全般。ITマネジメント&サービス・データ分析・会計財務・経営管理・HCM(ヒューマンキャピタルマネジメント)・CRM(カスタマーリレーションシップマネジメント)など

 

実際にはプロジェクトチームはこの中の一つのユニットで扱うわけではなく、ソリューションユニット、インダストリーユニットの双方から、プロジェクト推進において必要なメンバーがチームに組み入れられます。加えて、クロスボーダーの案件、海外拠点の知見が必要な場合は、下記海外拠点が活用されます。

 

海外拠点

アビームコンサルティングは海外拠点は「海外」として国内の量ユニット群とは別のラインとなっております。こちらは地域ごとに別れているだけで、上記のユニットのような構造はありません。


中国:上海、シンセン、北京、香港
中国は2004年からとアビームコンサルティングの中で最も早くからオフィスを開設していた地域です。中国でもとりわけ高い評価を獲得しています。

 

韓国:ソウル
韓国企業と、グローバル企業で韓国オフィスを構える各企業の支援を行っています。

タイ:バンコク
タイ国内企業、タイに進出する日系の企業の支援を中心に行なっています。タイでは最大級の日系コンサルティングファームと認識されています。

 

シンガポール:シンガポール
マレーシア:クアラルンプール 、ペナン
インドネシア:ジャカルタ
ベトナム:ベトナム
各地で現地企業の支援とグローバル企業のアジア進出支援などを支援しています。

 

アメリカ:ダラス、ニューヨーク、シカゴ、ロサンゼルス

日系のグローバル企業のアメリカ内での課題について支援しています。以前は南米の課題も合わせて扱っていましたが、2013年にブラジルオフィスが開設されてからは、南米の課題はブラジルで扱うのが基本です。


ブラジル:サンパウロ

ブラジルを中心とした南米における日系企業の課題解決支援を軸にビジネスを展開しています。


ドイツ:デュッセルドルフ

イギリス:ロンドン

欧州で展開する日本のグローバル企業の支援を行っています。

 

このように海外拠点では、日系グローバル企業の各地の課題解決支援を中心としつつ、競合コンサルファームが少ないアジアでは現地企業の支援も行っています。また、ここでは割愛しますが、この他に人事・財務・総務など一般的な企業の管理部門を担うプラクティス・オペレーションといった組織があります。

 

コンサルタントのキャリアパス

続いてはキャリアパスですが、ジョブローテーションの要素も残る日本的な職種と、一つのセクターで専門性を追求する職種、管理部門の専門職種があります。管理部門の専門職種はいわゆる「コンサルタント」ではないので、ここではコンサルタントとスペシャリストのキャリアパスを紹介します。

 

コンサルタント職は先に紹介したインダストリーユニット・サービスラインユニットのどれか一つのユニットに所属します。その中でプロジェクトチームに所属してクライアントの課題解決にあたりながら、自身のプロジェクトマネジメント力や問題解決能力を高めていきます。「3年ごとで移動」といったような厳密なジョブローテーションではありませんが、ユニット間の異動もあるため、全方位的なコンサルタント能力を高めながらキャリアアップしていくことが求められる職種です。職階は以下のようになっています。

 アナリスト/コンサルタント

最も下層に当たる職階で、シニアコンサルタントの指示のもと基本的な業務や雑務を行います。プロジェクト推進に向けては情報収集や資料作成、会議準備などを行うことが多いです。最初の2年はアナリストで、年収は400〜500万円程度、ついで2年目〜5年目程度はコンサルタントとなり、年収は〜600万円程度といったところです。最速5年目から次のシニアコンサルタントに昇進します。

 シニアコンサルタント

相応にコンサルの専門スキルが身についてくるとシニアコンサルタントに昇格します。マネージャーの指示をうけながらプロジェクトにおける小さなチーム程度を、コンサルタント以下をマネジメントしながら運営していきます。大体5年目〜8年目くらいにあたる職階で、年収は600〜900万円程度というところです。

 マネージャー

出世に差はありますが、多くのコンサルタントはここまでは上がることができます。8年目〜10年目程度で昇格するのが一般的なペースですが、実力次第ではここで止まってしまう方もいます。中規模程度までのプロジェクトのリーダーとなり、プロジェクト全体を管理し、円滑に推進させる役割があります。シニアコンサルタント以下と協調しながら課題解決方法を考え、またクライアントとのミーティングにてその解決方法を実行させます。年収は900万円〜1200万円程度です。順調であれば30代前半ごろ、10年目くらいで年収1000万円に達するイメージです。

 シニアマネージャー

この辺りからいわゆる管理職の色合いが濃くなり、マネージャー以下のコンサルタント全体のマネジメントも行います。プロジェクト群の予算策定をしたり、プロジェクトチーム間の人事調整も一部行います。(最終決定権はディレクター・プリンシパルにありますが、一定の裁量がこの職層にあたえられます)ここに上がれるかどうかは実力次第といったところです。明確に何年目からなれると決まっているわけではないですが、調べたところ最速12〜13年目頃からこの職階に上がる人が出てくるようです。年収は平均で1200万円程度ですが、業績依存性が高まるため、稼ぐコンサルタントの場合は1700万円程度まではアップサイドが目指せるようです。

 ディレクター/プリンシパル

ユニットのある程度の範囲〜ユニット全体のマネジメントを行う、日本企業で言うところの部長〜役員職にあたる仕事になります。また、コンサルファームの場合は営業活動の根幹もこの職層が行い、新しいプロジェクトの立上げや予算の確定を行います。報酬についても基本的には、自分が管理する範囲のプロジェクト収益に依存します。最速では30代後半で上がる事例もあるようですが、40代以降になる人も多いですし、「そもそもここまで上がれない」人が大半です。(感覚ベースですが10%もいません)年収はディレクターが〜2000万円、プリンシパルは2000万円〜といったところで、上限はありません。

 

外資戦略ファームと比較するとかなり出世の速度は緩やであり、年収も同じ職位でも低めです。最速・最短出世を目指すというより地道に力を積み上げたい人に向いているでしょう。

 

スペシャリスト職のキャリアパス


つづいてスペシャリストですが、こちらも特定のユニットに所属するのは同様なのですが、基本的にユニットをまたぐ異動がありません。あるとすればユニット構成自体が変わった場合ですが、この場合も元いたユニットと同じ専門性をもつユニットにスライドするだけです。特定の領域の専門性を徹底的に高めることを期待された部門です。こちらについてはコンサルタント職と比べて事例が少なく、年収レンジも明らかになっていないのですが、コンサルタント職より初任給が(残業代を考慮せずに)10%ほど低いことから、こちらの方が低いと想定されます。また職層を無視した平均年収ベースでは30〜40%程度低いようですので、こちらをもとにすると、年収レンジは下記のようになると推定されます。

 ジュニアスペシャリスト/スペシャリスト

コンサルタントのアナリスト・コンサルタントに当たる職階で、特定の領域において、シニアスペシャリストの指示のもとプロジェクト推進に向けたタスク対応をしながら専門性を磨きます。5年目くらいまでの社員が一般的に属する職階で、年収は〜500万円程度というところです。

 シニアスペシャリスト

自分の専門領域において、プロジェクトにおける意思決定を行います。プロジェクトにおける自身の専門領域のチーム運営を行う場合もあります。コンサルタント職のシニアコンサルタントに当たる職層で、5年目〜8年目くらいで属する社員が多いです。年収は500〜700万円程度と推定されます。

 エキスパート

継続的に働く社員の過半数はここまでは昇格できるようです。8年〜10年目頃にここまで昇格するのが一般的なペースです。自身の専門領域を主体とするプロジェクトの運営を行う、または大規模なプロジェクトにおいて、自身の専門領域を担うチーム運営を行います。年収は700〜1000万円程度で、エキスパートのシニアクラスあたりで1000万円に達するようです。

 シニアエキスパート

自身の専門領域が主体となる大規模なプロジェクトの運営を行う、もしくは当該領域の発展や社内の支援体制の管理・発展を担います。高い専門性と実績を有する一部のコンサルタントだけがこの職階に上がることができます。年収は1000万円前半程度になります。

 プリンシパル/ディレクター

ここは、コンサルタント職の同職階と同様です。

 

公開されているプロジェクト

下記に公開されているプロジェクトの一例を紹介しますが、やはりNEC傘下となっていることもあって、さまざまなクライアントの課題をシステム導入により解決しているプロジェクトが多いと言えます。

 

東北電力エナジートレーディング会社

エネルギー取引・リスク管理高度化による電力取引での収益力向上

https://www.abeam.com/jp/ja/case_study/CS109

こちらは東北電力が電力取引市場での電力卸売買での収益性を高めるために設立された企業です。電力取引での収益を高め、また安定させるために、電力トレーディングを円滑に実行でき、また適切なリスク管理ができるような体制を整える必要がありました。アビームコンサルティングはこのクライアントに「Endur」というアプリケーションを導入し、リスク管理・電力取引能力を強化することに成功しました。

 

パルコ

出店交渉からテナントへの支払・請求までの業務効率化

https://www.abeam.com/jp/ja/case_study/CS104

老朽化した店舗が増えてきていた中、法改正により契約管理厳格化必須となったのを契機に、テナント管理業務の効率化をアビームコンサルティングと共に実行しました。「アビーム不動産ソリューション」を導入することで、テナント管理の業務プロセスを刷新し、効率化と作業工数の削減を実現しました。

 

求められる人物像

続いてアビームコンサルティングが求める人物像についてまとめました。新卒採用の専用ページには下記のようなポイントが求める人物像として書いており、まずはこれが基本となると思われれます。

 

1、自ら考え行動できる人
2、周りを巻き込んで前に進める人
3、チャレンジを楽しめる人
4、負けない人

 

1〜4は全て大切ですが、特に1、2については重視されます。コンサルファームでは常にプロジェクトにおいて、自らの考えを持ち、それを発信することでプロジェクトの遂行に活かすことが求められます。またプロジェクトを進める上では社内のさまざまな人脈を活かすことが求められる局面が多くなりますので、「周りを巻き込む」能力はとても重要です。

 

尚、転職者の場合の「求める人物像」が明記されているわけではないですが、まず大前提として上記4点はより重視されることは間違いありません。その上で、社会人経験の中で蓄積した経験・スキルを判断されるわけです。アビームコンサルティングでは未経験者の採用も積極的に行っています。日本企業とあって、コンサルファームにしては人を育てる風土がありますので、未経験入社でも自分のやる気さえあれば活躍するコンサルタントになることは可能です。

 

未経験者の場合は、前職での職務内容で、自分がどう行動し、仕事に活かしたかを細かく問われます。また、前職のスキルをアビームコンサルティングでどう活かすつもりなのか、という点も聞かれます。他のコンサルファームですと、特に後者をしっかり組み立てておく必要がある傾向がありますが、この会社は前職での経験を細かく聞かれます。アビームコンサルティングに入ってからそれをどう活かすかは、転職希望者がまとめておかなければならないというよりは「一緒に考えていく」という雰囲気です。

 

経験者の場合は、基本的には入り口としては同じ領域のユニットに所属して親和性の高いプロジェクトに従事する入り方が一般的なようです。こちらでも面接では、「現職でどのようなプロジェクトに従事し、どう自分の考えを持って行動したか」は詳細に問われるようです。それを聞いた上で「どのようにアビームコンサルティングで活躍するか」は社員と一緒にディスカッションするという雰囲気です。尚、入り口は同じ領域のユニットですが、アビームコンサルティングはほかのコンサルファームと比較してユニット間の垣根が低いファームですので、入社後ユニットを変えることも可能です。

 

著名な出身者

続いては、アビームコンサルティング出身の著名人について紹介します。

 

古川大輔

古川大輔さんは1974年生まれ、慶應義塾大学理工学部卒で、当初から経営者となることを念頭に、アビームコンサルティングの前身にあたるデロイトトーマツコンサルティングに入社しました。システム導入など、ITコンサルティングを主要領域に活躍しました。Oracle Master、MCSE等のベンダー資格を取得し、ITについてある程度スキルをつけたところで、28歳の時に退職しました。

 

その後経営を学ぶという目的で「公認会計士資格」を取得し、2004年に優成監査法人に入所します。監査業務・財務デューデリジェンスに加え、法人の品質管理向上を促進する活動に従事します。また、その後IPOコンサルティングやM&Aエージェント業務なども経験しました。

 

2007年にクララオンラインのCFOとなり中堅ベンチャーの財務トップとして働きます。その中で「中小企業全般の経営を支援していきたい」との思いから古川総合事務所を開設し現在に至ります。公認会計士事務所と行政書士事務所を兼ねる事務所ですが、単なる監査や法的手続き関連の業務だけではなく、セミナーやコンサル業務を通じて中小企業の経営や立ち上げを支援する業務も積極的に行っています。

 

清水康一郎

清水康一郎さんは慶應義塾大学卒業後、人材系ベンチャー企業を経て転職にてアビームコンサルティングに所属していました。アビームコンサルティングにおいては顧客管理・開拓などをコアとした顧客戦略のプロジェクトに従事しておりました。

 

その後人材育成をビジネスとする「ラーニングエッジ」を2003年に立ち上げます。クライアント自身を独自のコーチング技術で教育したり、またはクライアントの依頼に応じて社員教育や研修などを行っています。2005年にはポータルサイト「セミナーズ」を開設しビジネスマン向けのセミナー・研修の情報発信や広告事業を展開しています。2007年にはアントレプレナーオブザイヤージャパン セミファイナリストを受賞し、起業家としての高い実績が評価されています。

 

社員紹介

続いては、社員のキャリアパスについていくつかピックアップいたします。

 

・新卒でシステム関連会社に入社後、システム導入だけではなくクライアントの課題解決から携わりたいとの思いでアビームコンサルティングに2007年に入社。FSIに所属し保険業界の経営管理システム導入に携わったのち、同クライアントのシステム利用範囲の拡大や決算フローの見直しなど、長期的に同じクライアントの複数のプロジェクトに携わっている。現在シニアマネージャー。

 

・新卒では百貨店のシステム部門で百貨店の基幹システム導入や保守に携わる。より幅広いところでITの知見を活かしたいと考えるようになり、2008年アビームコンサルティングに転職。当初は前職同様の小売業界を担当し、いくつかのプロジェクトを経てデジタルトランスフォーメーションビジネスユニットにてIoTセクターに異動し、さまざまなモノからデータ収集や、データを基にしたソリューション提供を行う等のプロジェクトを担う。現在マネージャー

 

アビームコンサルティングでは中途入社社員の経歴情報が豊富にある一方、新卒についての情報があまりありませんでしたが、上記のように中途でも途中でユニットを移っている例があることから、ユニット間の移動は比較的柔軟に行われていることが伺えます。また、中途入社の社員の多くが前職でシステム関連の業務に携わっているてんも特徴的です。


研修

アビームコンサルティングはコンサルタントを根気よく育てる風土ができていて、研修制度も充実しています。このあたりは実力主義の外資系コンサルタントとは異なる部分と言えます。

 

新人研修

新卒入社した場合は3ヶ月〜6ヶ月程度の研修を行います。社会人としての仕事に対する姿勢とコンサルタントとしての「変革を実現する」能力を身につけます。実際のコンサルタントが、自身の知見や経験を基に実践的なメニューを組み、また講師も行います。大きく分けてCore Training(導入の基本的な研修)→Pre-Assignment Training(プロジェクトアサインに向けたより実践的な研修)→Global Training(いわゆるOJTの側面が強く、海外オフィスの若手社員と協働する)という3フェーズに分かれています。

 

GTA制度

Global Trainingをさらに発展させる若手社員育成制度の一つです。海外拠点での研修を通じて、グローバルに活躍できる社員を育成します。こちらは海外オフィスにOJTの形でグローバルコンサルタントとしての研鑽を積みます。

 

職階別の研修

そのほか、アナリスト〜シニアマネージャーに至るまで多数の職階別の研修と、コンサルタントの知見を補完する任意研修が揃えられております。コンサルタントはプロジェクトの合間でこれらの研修を受けて、スキルや知見を拡大しながら、コンサルタントとして成長していくことが求められてます。

 

中途社員研修

もちろん、中途社員で入った場合も研修が実施されます。こちらは10日間で短期間に行われます。ある程度即戦力になることが期待されている中途社員の場合は、その後はプロジェクトに従事ながら自らのスキルを高めていくことになります。

 

現在の中途社員コース内容
Day1:Consulting Business

アビームコンサルティングのビジネスの概要・行動原則を理解する
Day1&2:入社オリエンテーション

社内規程・各種手続きを理解する
Day3:ABeam Method(基礎)

アビームコンサルティングの方法論の狙いや構成・活用方法を理解する
Day4:プロジェクトマネジメント(基礎)

アビームコンサルティングのプロジェクトマネジメント方法論基礎を習得する
Day5:ロジカルシンキング(初級)

ロジカルシンキングを習得する
Day6:ドキュメンテーション(基礎)

PowerPointを使ったドキュメント作成を習得する
Day7:問題解決(初級)

問題解決のプロセスと思考法を習得する
Day8:インタビュー(初級)

効率的かつ深い情報収集のためのインタビュー基礎を習得する
Day9:TOEIC

語学力向上や今後の英語力向上施策検討のため、TOEICを受験する
Day9:ファシリテーション(初級)

ゴールにスムーズにたどり着けるための会議運営方法を理解する

Day10:コンサルティングスキル総合演習

ケーススタディを通じてコンサルティングスキル習得の総括

 

このように、アビームコンサルティングは他のコンサルファーム以上に研修制度が充実しているのが特徴的です。そこには社員みんなで高め合っていこうとするカルチャーが背景にあります。

 

面接・選考

続いてはアビームコンサルティングの中途入社面接を紹介します。こちらは比較的面接フェーズが短いのが特徴で、実質2回で内定が出ます。またコンサルタントに生きるスキルについては高いレベルで持っていることはそこまで要求されず、前職での「自分なりに考えを持って仕事に取り組んだ実績」や「課題についてまずは積極的に考え、まとめる」態度が求められます。

 

一次面接はマネージャークラスとの面接です。ここまで紹介した通り「前職での自分の働き方」を念入りに確認するため、前職でどのように働いたか、特にどう自分なりに考え、それをアウトプットにした、仕事の結果に結びつけたか、といったことを深く聞かれます。圧迫的ではないですし、その場で考えながら話して大丈夫ですが、繰り返し質問が来ることは覚悟した方が良いです。また、この面接の途中でケースが入ります。ケースの内容は様々なのですが、特徴的なのは、前職自体や前職と同じ業態が題材となることもあります。

 

二次面接はプリンシパルクラスの面接となりますが、こちらを通過すれば早くも内定が出ます。二次面接は変わった部分はなく、引き続き前職で行ったことと、自分なりのコンサルタントでのキャリアプランを話します。おそらく内定の確度にもよるのでしょうが一次面接より圧倒的に雰囲気は柔らかくサポーティブな印象だったという意見が多いです。

 

これらの面接を通過すれば内定となり、内定を受ける場合は次に入社に向けた面談を行います。

 

アビームコンサルティング・コンサルティング業界に転職するには

本メディアとしておすすめする方法は4つです。

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