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20代女性で二度転職。編集、フリーランスからPRへの転職事例

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こんにちは、本日は編集会社に新卒入社し、5年間の勤務の後、フリーランスを経てPRを会社の役員になった方の転職事例です。

インタビューイーの経歴: 

007年に日本大学文理学部国文学科卒業後、アルバイトをしていた編集プロダクションへ入社、5年間勤務。その後2年間のフリー活動を経てPR会社へ転職。

現在は、編集とデジタルへの知見を活かして、家庭を持ちながら再度編集・ライテイングに携わるフリーランスとして活動。

 インタビューのポイント:

・学生時代からコンテンツ制作に興味を持ちバイトから編集会社へ入社

・編集、プロダクション会社では5年間勤務し役員に出世

・具体的なスキルを獲得しフリーランスとして活躍

・PR会社に転職しても役員として採用

・常に具体的なスキルを獲得し続け、ポジティブな理由で転職

 

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バイトしていた編集プロダクション会社へそのまま入社

--新卒で編集プロダクションを選ばれたのはどのような理由でしょうか?

大学2年の時に編集プロダクション(以下 編プロ)で土日も含めてインターン生として働かせてもらい、大学3年からはフリーで1年半ライターとしてその会社と取引しながら活動しました。

その後インターンをしていた編プロに声をかけていただき、当時の社長に魅力を感じていたため就職を決意しました。

--就職活動時は他の会社を検討しなかったのでしょうか?

しませんでした。

というのも、インターンやフリーで行なったライター活動がとても楽しかったからです。正直、就職活動の時期は締め切りにも追われている時期でして検討する余地もあまりありませんでした。

 

--大学同期はどういう会社へ就職していたのでしょうか?

文学部は潰しが効かない学部でして、教師、食品、出版、商社、公務員など多岐にわたっていました。

教育に力を入れていた編プロ会社

--どのような歴史を持つ会社だったのでしょうか?

この会社は創業時から編プロ業務をやっていた訳ではなくて、最初はスキーやテニスを教えるスポーツスクールでした。当時の社長は新しいものをすることが好きで、自社広告の制作を内製化するところから編集の機能を社内に持ち始めました。

これが編プロの事業がスタートするきっかけです。

 

--編プロ業界は未経験者と経験者どっちが多いのでしょうか?

一般的な編プロは、経験者やアルバイトからの引き抜きが多く経験者を採用することが多いです。しかし、私が就職した編プロは毎年新卒を3〜5人採用し、未経験者を教育する方針をとっていました。

 

--どうしてこの編プロはそのような方針を取っていたのでしょうか?

元々がスポーツスクールであったため、当時の社長が教育を重視していたからです。

 

--未経験者をどのように教育されるのでしょうか?

文章や企画の書き方をまとめた製作マニュアルがありまして、どれに従いフォーマットを統一していました。

見出しの付け方に関する根本の考えなどが記載されており、これを守らないと社内チェックが通りませんでした。未経験が編集を1から学んでいくにはいい場所だと思います。

編集者としての具体的な仕事内容 

--業務内容について教えていただけますか?

当初は、書籍・雑誌出版業務が一番多く、社内報や企業系の仕事もやっていました。

本屋さんで買って読むものは、どうしたら読みたいと思ってもらえるかを重視しますが、社内報や企業系の仕事は、伝えるべきことをしっかり伝えて、どうしたらその会社に興味を持ってもらえるのかを重視します。

途中からは、雑誌付録の料理や運動などの映像製作にも関わっていました。動きによって伝えられる情報はすごく多いので、おもしろかったです。

 

--読みたいと思ってもらうために大事なことはなんでしょうか?

まずは表紙や背表紙などのビジュアル面です。次にキーワードとかですかね。例えば、実用書ならば1ページ目から読む小説と異なり、自分が知りたい事柄のあるページから読むので検索性を向上させるキーワードづくりが大事です。

 

--ライティングで意識されていることはありますか?

編プロ時代に学んだことですが、タイトルをつけるときに無難につけないことです。具体的な数字や固有名詞を入れるようにしています。

 

--編プロ業界は人の入れ替えが激しそうですが、出て行く人たちはどのようなところへ行くのでしょうか?

平均勤務年数は3年くらいなので、入れ替えは激しいですね。

編集や出版系への転職が多く、別の編プロへ行く人やフリーで活動する人もいます。他業界だとIT系に行った人もいました。

 

--編プロで得られるスキルはどういったものがありますか?

ディレクション力、企画力、インプットアウトプット、コミュニケーション力の4つだと思います。

働いていた編プロは、気になったニュースをまとめ発表する機会がありまして、インプットとアウトプットを繰り返し繰り返しやりました。

編プロ退職を決意、その後フリーランスを経てPR会社へ転職

--お話を聞く限りとても楽しそうに仕事をされていたようですが、なぜフリーへ転向し、その後PR会社へ転職されたのでしょうか?

理由は2つあります。

1つ目は、働いていた編プロ以外の会社でできることを始めて、自分の幅を広げたかったからです。2つ目は、一緒に働きたいと思っていた当時の社長が退任したからです。その社長は、自分が色々アイディア出して人巻き込むタイプでしたが、次の社長は、税理専門で編集が別に好きな訳ではない人でした。そのため、一緒に働きたいとは思いませんでしたし、周りもどんどんやめていきました。

 

--転職サイトや転職エージェントは使用されましたか?

 転職サイトのリクルートエージェント 、Dodaマイナビエージェントなど複数のサイトへはひとまず登録しました。

サイト・エージェントを通じた情報収集もしつつも自分で知っていた会社のWEBサイトから直接応募したりもしましたね。

結果的に元々知っていた会社に応募し、面接を行い、PR会社の社長と話す中で魅力を感じ、一緒に働きたいと思ったのが入社の決め手です。

PR会社へ転職した後の業務内容 

新鮮だったPR会社の業務

--業務内容について教えていただけますか?

簡単に述べると、1ヶ月いくらで会社PRを手伝うというものです。長期的な仕事もあれば、記者会見や新商品発表前後1ヶ月だけPRを手伝う短期的な仕事もありました。デジタルマーケティングを扱っていた会社で、コンテンツマーケやSNSマーケをメインで行なっていました。 

--編プロと比較して違いは感じましたか?

紙媒体とデジタル媒体の違いが1番大きかったです。

編プロ時代は、出版会社に成果物を渡したら終わりで、それが売れたか売れなかったかには興味を持ちませんでした。

しかし、デジタルになると話は大きく変わって、何回見られたかのか具体的な数字がシビアに出るので、非常に気になりました。

紙とデジタルではウケ方が違ったり、広告の回し方も違うし、変化もデジタルの方が早いので情報の鮮度を気にしたりと、新しいことがいっぱいで新鮮でした。

また、前の会社の社長は人を教育して自分色に染め上げたい人でしたが、ここは客が満足して結果が出ればokというタイプの人だったので、仕事のやり方も少し変化をつけることができました。

 

--編プロ時代はマニュアルが充実しており、教育に力を入れていたようでしたが、PR会社はどうだったのでしょうか?

編プロ会社とは真逆でマニュアルはなく、未経験者よりも経験者を積極的に採用していた会社でした。

 

デジタルや海外への発信が強みだったPR会社

--PR会社ではどのように差別化は図っていたのでしょうか?

このPR会社はデジタルに早いうちから力を入れていたので、強みでした。他にも、SNS運用や海外へのグローバル発信を行い、メディアリレーションを構築していました。そのため、「作る」ことから海外への「発信」まで幅広くできる点で差別化ができていました。どこの国に発信するかでリリースの仕方も違うので、そこへの知見があったこの会社は強みを持っていたと思います。

 

--国によってリリースの仕方が違うとのことですが、具体的な違いを教えていただけますか?

中国ですと、日本では好まれないような「〜割引」のような広告感が前面に出ているものがウケます。アメリカでは、日本の曖昧な表現は好まれなくて、大げさな煽り表現を好みます。



--勤務時間や年収はどのように変化したのでしょうか?

編プロもPR会社も忙しい会社でしたが、PR会社では土日休んでいましたし、平日も平均して9時-21時で働いていました。私は比較的早い方で、毎日終電まで働くというタイプの人もいました。

年収については、編プロ時代が年収400万、1度目のフリー活動で500万、 PR会社で650万です。

私は、編プロ・PR会社共に役員だったのですが、役員レベルでこの年収だったので、編プロは安いですね笑。フリーの方が稼げました。

 

フリーランス活動について

--フリーランスとして働くことと社員として働くことの違いはありましたか?

フリーの場合、自分で仕事をとってくることができるのか、自分1人で仕事をうまく回せるのかという点が重要だと思います。社員の場合ですと、チームで働くので、人と接するのが好きでないと厳しいですね。人の繋がりが重要な業界なので、人から紹介を受け、繋がってく感じです。 

--PR会社で4年働き、その後フリーとして再度活動されていますが、これはなぜでしょうか?

1番大きな理由は、子供ができたからです。また2社経験することで、ライターという仕事やデジタルの仕事についての理解を深めることができたので、これまでの経験を活かして在宅仕事したいと思ったからです。

 

編集者・PRに向いている人の特徴

--最後に、編集・PR業界に行きたい学生やキャリアへ悩める方へメッセージをお願いします。

インプットをたくさん行い興味の幅広げて経験することが何よりも大事です。

紙でもデジタルでも一つ特化したものを身につけるか幅広い知識を持つ人が活躍しているので、興味持てない人はきついと思います。この人はどんな人なのかな?どうしてそう考えるのかな?とアンテナを張って生きていくことができる人は向いていると思います。

--ありがとうございました!

まとめ

今回の方は転職時も苦労されず、スムーズなキャリアでした。

最大のポイントは興味があること(コンテンツ制作・発信)を学生時代から絞っており、その仕事内容自体に楽しみを見出し楽な業務ではないながらもスキルを身に着け、かつやりたいことがブレなかったことだと思います。

現在の業務からさらに携わる範囲を広げたいというのはポジティブな理由ですね。

おすすめの転職方法

私がおすすめする転職エージェントの使い方は二段階です。

1. リクルートエージェント 、Dodaマイナビエージェント の大手3総合エージェントに登録し求人を見る

ここは求人数がとにかく多い大手エージェントに登録し、どのような求人があるのか広く見るためです。

今回の方も大手へは登録していますね。

最終的に利用するかどうかはともかくとして情報量が違いますので、まず大手3社は登録することを強くおすすめします。

 

2.『BIZREACH(ビズリーチ)』で会うエージェントを選び質の高いエージェントと会う

 自分がエージェントに求めるものがはっきりしてきたら、徐々に専門性の高いエージェントに会うのもよいでしょう。

他にも外資系を見たいならJACは求人数を多く確保しています。