シャイニング丸の内日報

転職や仕事術、仕事へのスタンス

無駄な努力に終わらないための「正しい努力」とは

「石の上にも三年」、こんなことわざありますね。日本人が持つベースの価値観として、短期的にブーストのように作り上げたものは虚構で何年間も1つの努力を続けて成果というものは掴むものこそ、真実である、というような価値観があるとよく感じます。確かにそうなのですが、意味を深く考えないと無駄な努力をしてしまう結果になると思い努力の正しい方法についての記事を書いてみようと思います。

勉強にもダイエットにも仕事にも参考になるかと思います。

努力は二段階で分けて考える

この「長期コツコツ努力理論」は事実である反面、嘘というか誤解を招いていることも多いように感じます。

ダイエットでも仕事(事業)でもそうでしたが、下のグラフで示したように誤解のある長期コツコツ努力理論のベースの価値観と考えられる「思われガチな成果」と時間との関係と経験上実感した「実際の成果」(赤線)は大きく異なるように感じました。

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これで考えると成果が出る努力には二段階あると言えます。

まず第一段階とは「正しい努力法を見つける段階」

第二段階とは第一段階で発見された「正しい努力法」を効率的に実行していくフェーズです。

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第一段階でやるべきこと

第一段階でやるべきことは次のことです。

1.情報の入手

2.幅広い施策の実行

3.施策の成果観測

第二段階で必要となる集中実行はまだ早いです。何が上手く行くのかこの段階では不透明という前提に立って実行内容を吟味しないと無駄な努力をしている期間が長くなります。

1.情報の入手

幅広い情報収集をまず行います。2の「幅広い施策の実行」を行おうにも「世の中にはどのような成功失敗例があるか」「基本的な理論は何か(ダイエットなどで顕著)」などを学ばないうちには実行に移そうにもオプションが十分でない状態で始めることになり非効率的です。

2.幅広い施策の実行

最初のうちは何がうまくいくのかわかりません。だからこそ「集中して1つのことをコツコツ」は間違いなわけです。分散して施策を実行し、最も効率的な施策を発見することが第一段階のやるべきことです。

3.施策の成果観測

2までやって「今どうか」と聞かれたときに「とりあえず勉強して(1)色々頑張っています(2)」では行けません。その結果「5つの施策を実行したところ、現在の結果は4番目の施策が最もよいがまだ期間が短いため成果が次に出ている2,3の施策も有望である可能性があり、3つに絞り込んでいる」というように語るためには成果観測(モニタリング)が必要です。

モニタリングとはKPIを設定し、その情報が常に入手可能な状態にすることです。

受験勉強で言うならば模試、スポーツでは練習試合のようなものです。これなしで本番に望む人間はいません。

第一段階で過剰な投資を行わない

これは特に事業についてですが、まだ誰も実行出来た人がいないようなものを成果とした場合、第一段階を抜けられる保証はありません。下手したら一生試行錯誤で終わりませう。そうならないように、他にも追い求めるものを持ちましょう。

第二段階になったらひたすら集中実行、効率化

さて、めでたく暗雲立ち込める第一段階を抜けたとしましょう。おめでとうございます。第一段階はひたすら右往左往だったと思いますが、第二段階となると集中実行と効率化です。

「頑張ってます」ではダメです。特に競争がある状況の場合は他の人よりも実行しないと負けます。段階論で語るのは難しいですが、いくつか方法を記載します。

他人の力を使う

スポーツならコーチ、勉強なら個別指導、事業では組織化。第一段階も抜けていないのに組織化してしまう人もいますが、私の場合はビビリなので第一段階はほとんど1人でやっています。個別指導についても、「受け身で教えてもらう」という考えではなかなか成果を引き出す効率は上がりません。

自分はこのようにしたら成果が出るのは分かっているがわからないことがある、それはこの点とこの点、というように不明確な点を明確にすると教える側もやりやすくなり効率は格段に上がります。

モニタリングの精緻化

施策を多数実行している段階ではKPIの設定もざっくりにならざるを得ません。施策の種類が多数ある場合、共通のKPIとなるとどうしてもメタなものになるからです。

ただ、施策を絞った後であればKPIは例えば週次でモニタリング、そして詳細に設定可能です。KPI設定とモニタリングは個人で何かをする場合も意味ありますし、特に組織化を行った後であれば極めて重要です。個人では例えばベンチプレスを週何回、80kg、10回、3セットのようにしますね?

組織であれば売上目標なりの組織目標から個人目標に落とし込まれたKPIが必要となります。

組織でこれがない場合個々人に努力の意思があったとしても進む方向性がバラバラになってしまい、効率が低下するわけですね。だからこそ、組織のリーダーはビジョン(定性的)を設定することはもちろん、それをマイルストーン化、時期別のKPI設定を行い個人タスクまで落とし込みモニタリングということが重要な使命となります。

段階別で考え努力の方向を間違えない

「1つのことを長期的にコツコツ」だけでは十分ではありません。努力というものは盲目的にやるものではなく、段階別にタスクを分けて実行しないと無駄な努力に終わってしまい、時間や資本を消耗するだけの結果となります。

古い価値観に囚われず、正しい努力の形で成果を掴んでもらえればと思います。

ダイエットでも同じだった

社会人になり体脂肪率は25%に到達しようとしていました。なんとなく危機感を持ちつつも、痩せられない時代はなんとなく米を食べないようにしたり、なんとなく20,30分週に1回走ったりしていました。

振り返るとダメだったポイントは明らかです。

・食事について勉強していない(情報の欠如)

・モニタリングをしていない

・施策の数が十分でない

あるとき、食事や健康関連の書籍を20,30冊ほど読んで見ることにしました。すると明らかに今までの方法が間違えていることがわかりました。

食事と運動習慣を大幅に変えた結果半年で体脂肪率は10%ほど下がり、今でも無理することなく体型がキープ出来ています。太る気配もあまりないので、ずっとデブにならず体型は維持していけると思ってます。

このノウハウをまとめたのがこちらのnoteです。数年間痩せられなかった私が半年で一気に痩せ、無理なく体型をキープしている方法です。

note.mu