シャイニング丸の内日報

転職や仕事術、仕事へのスタンス

社会人で何を勉強すべきか分からない人は深刻な危機感を持ったほうがいい

「何を勉強すればよいのか分からない」

偶然twitterで見たこちらのテーマ、webで調べたところ結構な記事数がある。

記事の帰結を見ると、エクセルの勉強であったり英語の勉強になっている場合が多くカジュアルに「わかんないよねー」となっているのですが「何を勉強すればよいのか分からない人」は深刻な危機感を持ったほうがいいと思う。

会社に例えるなら代表が「明確なビジョンがない、何に投資をすればいいのか分からない」と言っている状態に親しい。このような会社があったら多くの場合攻撃の対象になるだろうが、何を勉強すればよいのか分からないはこれと似たような状況であると思う。

sura-taro.hatenablog.com

社会人は何を勉強するべきなのか

社会人になっても、企業が資格取得を推奨したり、研修を用意したりと勉強することは与えられるように見えてしまいますが、何を勉強し、自分の戦い方を定めるというのは勉強の仕方よりも重要です。もっと言えば受験という1つのテストに向かい全員が同じ戦い方で挑むものは高校時代で終わりをつげ、大学以降は自分はどうなりたいのか、そのためにはどのような能力が必要なのか、を自問自答続け正しい方向の努力をすることが極めて重要となります。

キャリアアップ・転職・仕事のための「勉強」

私が考えている勉強は2つに分けることが出来る。1つはキャリアや仕事に活きる能力獲得のための勉強。そしてもう1つはワインなど、純粋に人生を楽しむための勉強だ。まず前者について解説します。

大目標を定め、必要な能力を分解し、目標を設定する

個人の生き方は何らかの選択を行う必要がある。人材に携わる身なので採用シーンに例えるなら「あんたは他の人となんで違うの」という問いに一貫して明確な答えを持っていないと「あんたは他の人と同じならどこでもいつでも調達出来るのね、ならばあんたである必要はないしましてや高い給料払う必要はないよね」となってしまい運に強く左右される一生を送ってしまうことになる。

何を勉強すべきか分からない人は何を持って他人と違う人間でありたいか、がいい年して明確になっていないことのシグナルかもしれない。

例えば動画制作のプロであろうと思えば学び続けるべき内容なんて考えるまでも無く大量に出てくる。

動画制作のプロ=あらゆるクライアントが実現したいことを動画制作を通じ実現出来る人物、と考えるなら

・クライアントからニーズを吸い上げる能力

・ニーズを動画で解決した事例学習

・動画のフォーマットと閲覧に使っているデバイスの関係

・今後主流になりうる動画フォーマット、衰退するフォーマットとその背景

・動画フォーマットと制作ツール

・各ツールの使い方

・・・

と大量に出てくるものではないかと思う。

ここで敢えてステップを分けるなら

1.目標の設定

2.目標から「学ぶべきこと」、つまり現在と目標とのギャップ抽出

3.ギャップをどう埋めるかの行動方針設定

4.実行

と4ステップがあると思うが、1さえ出来ればそれ以降で躓く場合というのは1の目標をあまり本気で目指していない場合くらいではないかと思う。

「何を勉強すべきか分からない人」は勉強や読書量自体に課題があるのではなく、目標、他者との競争差別化の戦略が不明確な可能性を疑ったほうがいい。

もしこれが自分の中で明確でないなら年齢が高ければ高いほど深刻な危機感を持つべきだと思う。それでもやりたいことなんてわかんね!という人に向けてこの後も記事を書き続けようと思ったのだがやりたいことを見つけるフレームワークなんてあるのだろうか。

少なくとも25歳以上の読者層を対象として本メディアを運用しているけど20数年間も生きて何らかにコミット出来ないがとあるフレームワークによってそれが発見されることなんてない気がする。自分の心に正直になってくれとしか言えない。

知的好奇心を満たし、人生を充足させるための勉強

「勉強」という言葉には学校や塾でやらされるつまらないものというニュアンスがあるが、本来知識を得て、活かしていくのは非常に楽しいものだ。それが仕事であってもそうでなくても構わない。

例えば、ワインについて知っていたらどうだろうか。知らないままに飲んでいてはただのぶどう酒であるが、産地の歴史、ボルドー・ブルゴーニュのボトルの形状の違い、ぶどうの品種、生産者の特徴を知って味わうワインから得られる喜びは大変深いものがある。

もちろんワインだけについてだけでない。例えば旅行に行ってその国、都市の歴史を知ってから行くのと何も知らず、一通りの写真を取る旅行ではその味わいは別物と言って良いだろう。

これは何を勉強すべきにかんしては好きなものでよいだろう。ワインが好き、音楽が好き、アニメが好き・・・注意すべきはこちらもキャリアに関するものと同様だが、他人に見せたいからやるものでは強いモチベーションを維持出来ない。格好つけたくてワインを勉強したところでそのモチベーションは続かない。自分が好きなものを把握している必要がある。

どのように「勉強」を進めるべきか

何を勉強するか、が定まったらあとはやるだけだ。ちなみにこれは途中で引き戻したとしても構わないと思う。いくつか初めてみて3/10でも続いたらいいものだ。とりあえず本代くらいはケチらず、無駄になったとしても1,000円やそこらなので買ってみるとよいだろう。本に関しては迷ったら買う、を推奨する。

目標設定について

ダイエットの記事でも書いたことであるが、目標はSMARTでないと意味がないと良く言われる。SMARTとは

S:Specific 具体的

M:Measurable 測定可能

A:Achievable 達成可能

R:Related 経営目標に関連した

T: Time-bound 時間制約がある

測定出来なくて期限も区切られてない無茶な目標(「とりあえず頑張るぞ!」)みたいなのはあまり意味のある目標と言えないということです。

ダイエット目標を立てるのであればXXまでにテキストのXページまで理解のように設定して中間目標も細かく切っていかないと困難な目標というのは達成出来ませんので、SMARTな目標を立てるように注意しましょう。

試験や披露などアウトプットの機会を設定する

勉強はしないと死ぬものでもないので、ついつい後回しになりがちです。ここで自分の尻を叩くにはアウトプットの機会を用意するしかありません。やらないと恥をかく状況にしてしまうのです。わざわざ必要でもないことでここまでやると返って不幸ではないか、というツッコミもありそうですが、今までの私の経験からすると負荷はかけてよかったなと思うので、おすすめします。筋トレと同じようなもの。

例えばワインであればワインエキスパートの資格試験がありますし、音楽であればライブの機会を用意すればいい。ライブが出来ないならyoutubeへのアップだっていい。

とにかくアウトプットの機会を用意しないと、心の中に怠け者を飼っている人はダレる。私もそうですが。

社会人よ、自分の心に素直になって勉強すべきことを見つけ、アウトプットの機会を設定しよう

まとめるといいたいこととしてはこれですね。何を勉強したらよいのか分からない、というのは自分の心に素直になっていないか何にも情熱を燃やせないということなのではないかな。