シャイニング丸の内日報

転職や仕事術、仕事へのスタンス

年収1.5倍、底辺学習塾講師から外資系ITコンサルへ転職!

 こんにちは、編集チームです。今回は投稿記事ということで編集チーム外から投稿頂きました。地方の塾講師から外資系のITコンサルということで珍しいキャリアを積まれているO氏に具体的な経験を交え記事を書いていただきました。

教育系専攻で大学院修了後SEに

私の最終学歴は大学院です。国立の大学院(文系、教育系)を卒業しました。

一社目の就職先は、日本を代表する証券会社のグループ会社です。証券会社向けの基幹システムを構築・運用するSEとして勤め始めました。

5年勤めましたが、家庭の事情により退職し、地方都市の塾講師(正社員)へ転職します。しかし、そこも1年足らずで退職し、東京へUターン。そして、外資系のマーケティング向け情報コンサル会社へ就職しました。当時、日本オフィスが立ち上がってすぐの時期でした。 

東京のSEから地方の塾講師になった理由とは

家庭の事情と、地方の就職事情の厳しさから、消極的な形で=消去法で学習塾講師を決めました。

学生時代に足かけ5年ほど塾講師の経験はありましたので、正社員として応募しやすいと考えたためです。また、地方では就職口が限られており、採用されやすくて収入が安定した職業はほとんどなく、自ずと選択肢が塾講師になっていました。

塾講師の将来性のなさを感じ再度東京へ

まず、塾講師が体力的にもメンタル的にも厳しい仕事だったことが挙げられます。また、業界的にも少子高齢化によって先細りのため、厳しさに耐え抜いても収入が向上することが期待できませんでした。 

さらに、家庭の事情が解決して地方から東京へ戻ることができるようになったため、東京で英語(TOEIC860点、ビジネスでの使用経験もあり)を生かして収入を上げたいと考え、転職を決意しました。 

大手エージェントを主に使った転職活動

主に転職サービスを利用して、転職活動を進めました。活動期間は約二ヶ月です。偶然転職先を早々と見つけることができましたので、短期間で済みました。

 使用したサービスは以下の三種類です。

マイナビ

・@type

DODA 

この中で、マイナビが最も多くの求人量を持っていました。ただし、応募したくなるような魅力的な求人はあまりなかった印象です。@typeは対応が最も丁寧な印象ですが、残念ながら私に合う求人を見つけることができませんでした。

私が転職したのは、DODAで出会ったエージェントから紹介を受けた企業でした外資IT系の企業で日本オフィスを立ち上げたばかりだったこともあり、純粋な日本企業とのコミュニケーション経験のある人を求めていました。私は一社目で日本的な企業との対応経験が豊富だったため、最初から「採用したい」「ぜひ一緒にビジネスしたい」と言っていただきました。

転職により収入は1.5倍に、ただし仕事自体はハードな方向へ

収入は1.5倍に伸びました。

前職が地方、しかも塾講師だったこともあって、ボーナス含めても年収300万程度。それが450万円ほどになりました。さらに、翌年からは540万円へ。やはり外資系なので、業績と新規営業次第でうなぎ登りに給料は向上します

環境的には、業務時間と働く場所が大きく変化しました。前職では、昼過ぎに出勤し終電で帰宅する生活が週5日続いていました。それが、PCさえあればどこでも可能な業務となったために、週の半分以上は自宅で働く生活になりました。ただし、海外パートナーと頻繁に連絡を取り合う必要があるため、業務時間は朝8時頃から夜23時頃まで断続的に続く形です。

転職を考える人へのアドバイ

自分の経験やスキル、強みをフラットに考えることが最も重要だと感じました。

自分の経歴を棚卸しし、企業から見てそれがどのような魅力を持っているか、というのが「フラット」の意味です。

こうした自己分析を行うと、つい他の人と比べてネガティブな気持ちになってしまいがちです。

しかし、働いてきた経験や得た知識は、何かしら魅力に感じる企業が存在するはずです。私の場合は、英語力よりもむしろ「日本企業とのコミュニケーション経験が豊富、日本的なマナーがしっかりしている」というのが採用された企業にとっての魅力でした。

こうした強みを持っている人は、そう珍しくはないはずです。逆に言えば、これを「強みだ」と思っている人はあまりいないでしょう。

自分という色眼鏡で自分を分析しても、転職活動には意味がありません。企業からどう見えるか、自分の経歴を魅力的に感じてくれる企業とはどのような企業かを真剣に考えることが、転職に成功するコツなのだと思います。自分を客観視するという意味では今すぐ転職するつもりは無くとも経歴の棚卸しという意味でエージェントに接触することは有意義だと思います。

O氏のキャリアからの学び

さて、このパラグラフでっはO氏のキャリアからの学びを編集チームがまとめます。

1. 一社目でまともな職歴を作って二社目で外れても三社目で持ち直した

O氏が現在もトラックから外れることなくキャリアを積み上げて行けているのは一社目の職歴で傷がないからです。大学院を卒業し大手子会社にてSEとして5年、自分がまともな人間であるという証明するには十分な実績です。今回の転職ではまずこの実績は非常に大きな役割を果たしています。彼の職歴の一社目がなく、新卒塾講師1年ではこのような転職は出来ないでしょう。塾講師やSEの経験がITコンサルに直接的に活きるわけではないのですがまともな人間であることの証明が如何に貴重か分かる事例と言えます。
私が以前記事で「転職によって総合点は伸びない」という記事を書き、転職によって大幅に全てのインデックスが伸びることはないと書きました。

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今回は労働時間が伸びた代わりに収入も伸びたという転職なので総合点自体はすぐには伸びていないことが今回も見ることが出来ます。その後も収入が伸び続けているのは転職自体によってというより転職後のO氏の努力によってなされたものです。転職後の努力の仕方についてはまた他の記事で詳しく書くこととします。

2. エージェントは数多く利用、それぞれの特徴を知る

現在の転職市場に於いては今回のケースで見られたようにエージェントを使うことが一般的です。特に今回、最後のアドバイスにあったように「自分の強みを客観視する」ということをするにはエージェントから客観的な視点でみた「あなた」を知るということは非常に重要です。
今回おすすめのエージェントとして上がったのはDoDAでしたね。マイナビについては求人は多いが質はあまりよくないというのはよく聞かれる評判です。背景として、マイナビのビジネスモデルがリクルートと同じビジネスモデルを半分の給料で人海戦術を展開する、というモデルとなっているため獲得出来る求人や営業マンによる求人の魅力つけをするようなライティング指導が弱いのでこのようになっているのですね。
あまり次の進路を絞らない転職でしたので今回のような総合型エージェントを使ったのは良い判断だと言えます。ある程度業種を絞り込んだ転職であれば特化型のエージェントがおすすめです。

3. 自分の「強み」は候補者中の優位性

「強み」について考え直すと、「その求人に対する応募者中で自分が優位に立っており、採用側が重視する項目」が強みと言えます。母集団によって自分の強みは大きく異なりますね。今回は外資系の日本市場参入という背景があって「採用側が重視する項目」の1つが「まともな礼儀正しい日本人」ということになっていたのでしょう。この1例だけですと特異な例となりますが、「強み」とは何かを考え直すにはよい事例です。

4. この人が更に次へ行くにはどうするべきか

さて、めでたく収入UPの転職および2年目となりさらなる収入向上を実現しているO氏。今後はどのようにすべきでしょうか。
まず、この会社で自分のキャリアが軌道にのっていると感じるならば昇給のペースと自分の成果の成長ペースが比例している限りはこの職場での出世をおすすめします。日本法人が新しいということで今のうちにのし上がれば既得権益を手に入れることが出来、競争から脱却し高待遇を維持することが可能になりますその後は外資渡り歩きを繰り返してもよいでしょう。
ただもし、日本法人の給料体系が強く制限されており自分の成果と給料が割に合わないと感じ続けるようであれば数年の勤務の後、転職をおすすめします。外資ITの世界、成果を出す人であればいつでも受け入れ先があります。是非今後も活躍していただきたいですね!

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今回は総合型エージェントを使っての転職でした。これが700万円以上の転職となってくると総合型よりもエグゼクティブエージェントの世界に寄っていきます。

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