シャイニング丸の内日報

転職や仕事術、仕事へのスタンス

企業の寿命と入社すべきタイミング(後編)

さて、前回の記事では変革を出来る組織は多くはない、会社は市場と運命を共にするということを解説しました。

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今回は前回解説した黎明期、成長期に続き、成熟期、衰退期の会社がどのような状態であり、転職や就職検討者としてどのように対処すべきか解説します。 

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3.成熟期「組織のオッサン化、残存寿命をよく見よう」

若者の活況と200%成長に溢れたベンチャー企業はとうの昔成長率は数%の成長や財務状況、コストなどに焦点があたり社員数も2000名を超える所帯になりました。知名度も高く勤め先を紹介しても知っている場合も増えてきました。上層部はかつての成長期を作った昔の勇者おじさんで締められています。

このフェーズに入社する場合は残り寿命の見極めが極めて重要です。寿命を見極めるためにまず重要なことが1つあります。それは利権です。利権に守られた事業は組織がくさろうがサービスがヘボでも生き残ります、というか利権に守られるとサービス向上を追求するインセンティブが働かないのでそうなりがちです。国に守られた強い利権がある組織とはNTT、JR、メトロなどです。これはその利権がどの程度強いのか、を見極めて事業の健全性を占いましょう。もし占いの結果自分は一生過ごせると思えれば入社してスキルなどを考えず過ごしていても問題ないかと思います。

最も20-30年という長期的な占いを成功させるのは非常に難しいのでスキルを身に着けないという意思決定はおすすめはしません。あまりにハイリスクです。

さて、利権がない場合はどうでしょうか。利権がない場合、もちろん業界によりますが1つの事業の寿命が自分の仕事人生のスパン(35年)を上回る場合というのは極めて稀なはずです。

ということは非利権会社へ入社する場合はその会社が自己変革型の企業であることを信じて一生働くつもりで入るか、転職前提に入社するしかありません。

最も自己変革型の組織である場合、あなたになんの価値もついていなければ切り捨てられることとなります、「卒業」なんて名目でバンバン外に出ます。つまり非利権型の組織に入った場合はほとんどのケースで自分が会社外でも勝負出来るスキルと経験をつけないと途中で失業するかひどい職につかざるを得なくなります。

4.衰退期「もうワシは終わりじゃ」

基本的には入ってはなりません。なんの義理があってこれから有望な若者が死にゆく会社に入社するのですか。入って良いのは再生屋くらいだと思います。

今後日本ではかつては大手として知られていた大企業や金融機関が続々こちらのフェーズに入っていく状態となります(現状でもなっていますが)。

組織の状態としては逆ピラミッド、つまり上層部のオッサンがかつての利権にしがみつき下が圧迫されている状態に近づいていきます。そら、社員を多く採用する理由もなく上層部はギリギリ逃げ切れますから辞めない。そのような組織に必然的になります。

業務としては衰退業界での経験というなんとも役に立たない経験をプレゼントされます。大組織化しているので給料や福利厚生は充実しているケースが多いですがそのために将来の可能性という非常に大きなものを失っています。

簡単な判断方法としては

・市場規模が縮小している業界には行かない(縮小業界の中で頑張っている会社も基本的にNG)

・売上が減少傾向の会社へは行かない

これが基本です。

まとめ

長くなりましたが例外的なケース除いては基本的に入社すべきタイミングは成長期もしくは長い成熟期のいづれかです。黎明期は覚悟を持って入社する分にはOKですが、衰退組織は若者が入社する意味は本当にないと思っています。

「旅行が好きだから」「食品が好きだから」「この土地が好きだから」という趣味性を優先させて将来性を犠牲にしないように注意しましょう。

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