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googleの翻訳が話題になっているけどコンピュータさんとどう付き合うべきか

こんにちは、シャイニング丸の内です。先日google翻訳の精度が上がったと話題になりました。人工知能だなんだと騒がれている昨今、今後我々の仕事に対して及ぼす影響はどのようになるのでしょうか。今回は少し真面目に若手が今後30年ほど働き続けるにあたりどのようなキャリアを変化の時代の中で組み立てていくかという真面目な考察をしてみようと思います。

ちなみにgoogleさんの翻訳、Not bitter is working holiday。うーん・・・。

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人工知能」が出来ること

まず、人工知能という刺激的なワードが独り歩きしている昨今。そもそもこいつが何を出来るのか考えてみましょう。私も大学生時代に熱烈な興味を持っており、他学科の授業である脳科学人工知能の授業を履修してみたものです。脳の発火という概念(一定の値域以上になるとトリガーが引かれるような話)やチューリングテストなどについて学びました。結果、ディープラーニングブームの前ではありますが正直がっかりしました

人工知能というと非常に汎用性の高いザ・知能のようなものを想像していたのですが少なくとも現在使われているものは以前より特定領域において精度が増したものという捉え方が現実的な捉え方だと思います。

コンピュータVS人間の議論になるとよくある話ですが人工知能に限らずコンピュータの強みは

・記憶容量

・計算速度

この2つが人間と比較にならないくらい優れていることです。コンピュータ仕事奪う論は今に始まった話でもなく古くは会計ソフトが浸透し経理データを紙でまとめるおばちゃんの仕事を奪っているしメールが発達し伝令する人の仕事はなくなっている。そんな連続な現象の中にあるわけですね。要はビジネスも「職務」もライフタイムがあるってことです。

時代の変化を敏感に感じ取るのは重要かと思いますが、ちょっとブームなので「人工知能が~!」と無駄に騒がないようにしましょう。この後は記憶容量も計算速度も圧倒的に優れているあいつ(=コンピュータ)に計算速度で勝負するそろばん戦士としてパチパチ弾いて勝負を挑む不毛な生き方をせず、コンピュータさんと手を取り合って共に発展出来るキャリアについて考えてみましょう。

コンピュータさんの弱み

さて、世間を騒がす愛らしい奴、コンピュータさんですが人間と比較して弱点も多いです。まず汚いデータが苦手。コンピュータさんはきれいなデータを与えてやれば分析など圧倒的に強いわけですが、例えば小売のプロが店をぐるっと回って問題点を直感的に感じ取るみたいな仕事はすごく苦手です。コンピュータさんは小売であれば人の回遊状況、入店人数、手に取られた商品・・・と大量のデータがアベラブルであれば分析で強烈なバリューを出してくれますがそもそもそんなデータが揃った世界が世の中の何%あるんだて話です。

データがきれいな世界、代表格はどこでしょうか。それはルールが明確に定められていて外乱がない世界。そう、ゲームです。だから囲碁やチェスはコンピュータさん最強なんですね。囲碁の勝負結果にはトランプが勝ったかクリントンが勝ったかは関係ないですね、ゲームボード上のデータが勝負を決定するデータの全て、これが外乱が無関係という意味です。他にはECサイトのレコメンドのようにデータがリッチで特定のルールで機能しているものも同じような話ですね。

ECサイトのレコメンドは要はAさんに特定の商品群をオススメしてポチられるかゲームですね。

このきれいなきれいな蒼き清浄な世界内部でないとコンピュータさんは中々バリューを出せません。汚い世界は人間が対応してコンピュータが対応出来るようにデータを整備してやってここぞという使い所でコンピュータを使いいいアウトプットを出すのが人間さんとしてコンピュータさんとうまく付き合いながら共存共栄を目指すキャリアとなります。

やるべきでない職業とやるべき職業

ここまで考えるとやるべきでない職業は明確ですね。コンピュータの得意な領域の条件は次のようなものでした。

・ルールが明確(=マニュアル化されている業務)

・データリッチ

例えば小売店舗でピッとやる業務は完璧にマニュアル化されており、POSデータもリッチですね。こういった職業がやばい職業上位なわけです。ディープラーニングがあろうがなかろうが価値は低く普通にビジネス目線で考ええれば無駄コストなのでトラブル対応用に人間は店舗には配置しますがルーティンは当然機械で良いと考え人間を排除するのが自然な流れです。

それではやるべきことは何でしょうか。例えばあなたが小麦農園で麦を刈り取る業務をしていたとしましょう。そこに小麦刈り取りマシーン、コンバインが発明され導入されることとなりました。あなたは悲しむべきでしょうか、という例をよく挙げるのですがこれは捉え方によっては良いことです。低付加価値労働から開放され高付加価値労働へスイッチするチャンスです。刈り取りみたいな単純労働は機械任せにしてあなたはパンブランドを立ち上げたり加工製品を作ったりする業務をすればいいんです。要はコンピュータさん・機械さんと敵対する考えではなく、うまく使えば自分の付加価値を上昇させるチャンスに出来るのですね。

ルールが明確ではなくデータリッチでない世界で勝負しよう

まとめると小麦刈は機械任せにしてブランドでも立ち上げようというキャリアを人間としては歩むべきです。産業革命以降、機械はルールが明確な作業で力・速度において大きく人間を上回り人間の仕事を奪っていきました。今はコンピュータさんはルールが明確な領域で人間と比べ物にならない計算速度を武器に人間の仕事を奪っています。これは連続なトレンドで人工知能技術の進歩スピードがどうだろうと置き換わっていくことは間違いないと思います。

死ぬのを待つようなキャリアから抜け出してルールが不明確でデータも手に入りにくい、よくわからない領域で人間として立ち回り続けよう。

ちょっと真面目記事でした。