シャイニング丸の内日報

転職や仕事術、仕事へのスタンス

絶対身につけて欲しいエクセル術(最終章)

こんにちは、シャイ丸です。ついにやってきました。エクセル術最終章、グラフ化です。事業会社あるあるなのただの月次PLだけを提出して無意味に前年比の売上および経常利益を報告するような無意味ミーティング、やめてー行動提案を事実に基づいて行ってーとか思いながらそういった風景見ています(口出ししないしできないけど)。

皆さんはそういった大人にならないためにエクセルで分析を行ったらその数値から意味合いを出し可視化されたグラフを用いて行い会社を動かしていきましょうね。ちなみに私はthink cellを使ってプロポーズ資料を作って提案した奴知ってる、成功したらしい。

*think cell: コンサルタント達が使うパワーポイント用のプラグイン、デフォルトでは作れないマリメッコや面積グラフ、バブルチャートなどが一瞬で作成出来ます。皆さんが見る美しいチャートはコンサルタントではなくthink cellが生み出しているのですね

データだけでは意味を成さない、比較を行って初めて意味がある

昔の偉人は言いました、「分析とは・・・比較だぁ!」。そう、比較です。裏を返せば比較がないものは分析ではない。例えばこの飴は100円です、と言われたらどうしましょう、ポカーンとしてしまいますね。そうではなくこちらの飴Aは120円ですが飴Bは150円で売れています。その違いとはライム成分が入っていることだけです。ライムを入れれば市場での取引価格は30円分上昇しますが、原価は2円しか変わりません、飴B typeを弊社も作るべきです。これが比較を元にした提案です。

ルーティングのように月次ミーティングをしているそこの貴方!仕事なくなっちまうよ!比較と言われても「何をどのような軸で」と悩みますよね、慣れてくれば頭を使うまでもなくなりますがある程度主要なオプションを上げると比較軸はそれほど多くありません。時間、商材、会社、地域あたりが主なオプションになります。どうやって選ぶかと言うと分析の目的によって変わりますね。経年で大きな変化がありその理由を探りたいのであれば当然時間ですし、他社とのベンチマーキングを行い自社のROAが適正なのかを知りたければ会社間で比較、注力する地域を選びたいのであれば当然地域間での利益などを比較します。兎にも角にも、分析には仮説を持って挑みましょう、そうでないと無限の情報の海におぼれて海坊主になってしまいます。GRALが平成の世をかけたようにデータの海のなかをかけてアダムとイブになろうね。

 

簡単な分析設計をやってみよう

超簡単な例で行きましょう、老舗飴会社アメックス本舗(仮)は現在3つの飴を主力商品として販売しています。経営企画部のあなたはこれから注力すべき飴を提案して欲しいと社長に言われました。与えられているデータは次の通りです。

 

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注力すべき商材とは何か、それはもちろん持続的な利益を生み出す商材です。様々な考え方があるでしょうがここでは3年間で生み出す粗利が最も大きいものを注力商材とするという考えで分析します。(実際は市場規模や競合状況なども考えることにはなるでしょうが)

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成長率は3年間一定と考え本年度の粗利を元に1年後から3年後まで推定しました。すると最も大きいのはBですね、ということでここからある情報からはBが有望な商材であり、リソースをBに集中することによりさらなる利益向上可能性があることをしめしました。さて、こういった表をそのままつきつけても見せられた側は困惑してしまいます。どこを見たらいいのかもわからないし、数字を見ただけではその違いを実感出来ないからです。これをグラフにしてみましょう。

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ドン!大分わかりやすくなってきましたがこれでは50点。

・順番が単純に名前順でありメッセージ性が薄い

・単位がない

・どの差に注目すればよいのかわからない

直してみましょう。

 

 

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さていくつか変更しました

・メッセージを追加した

・注目して欲しいBを赤にした

・単位とグラフタイトルを追加

・金額順に並べ替えた

・計算の前提条件(成長率一定)を追加

ここまですればいいたいいことは伝わりますね、Bが儲かるからBに注力しろと言っています。最初の表を見てみましょう

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これです、比較すると伝わりやすさがかなり向上しているのが分かるのではありませんでしょうか。鮮やかで隙のないチャートで戦っていきましょう。

エクセルスキルと転職?

さて、いくらスキルを鍛えてもそれが自分のキャリアに活かすことが出来ないなら、それは単純な自己満足で終わってしまいます。ここで手に入れたエクセルスキルを仕事で使って実績を残せるかが重要です。

転職に際しての面接の場では「エクセル出来ます」ごときのアピールはとてもチープですが、定量分析が必要な場面でエクセルでモデリングを行い、数値管理に基づいた施策実行が出来るということは評価されることでしょう。

ここで本ブログの読者に転職におすすめの転職サイト、ビズリーチをご紹介します。

自分の実績や希望する職種等を入力すれば企業やエージェントからスカウトが来る形式で忙しい方に特に使いやすいようになっています。実際に年俸1,500万円を超えるオファーや経営に近い職種も多いので自分の腕試しとしても登録してみてはいかがでしょうか。レジュメを作成することでキャリアを振り返る機会にもなるかと思います。

 

ようやく書き終わったよ、エクセル三部作

長かったですがエクセル記事とりあえず基礎的な内容を3つの記事で書いてみました。

www.shiningmaru.com

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これらより詳しい内容は他の記事でも記載した通り次の二冊を勉強してみましょう。

ビジネスエリートの「これはすごい!」を集めた 外資系投資銀行のエクセル仕事術???数字力が一気に高まる基本スキル
 

 

EXCELビジネス統計分析 [ビジテク] 第2版 2013/2010/2007/2003対応

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